フォト&エッセイ 自転車のある風景 第七回 なんでもダービー後篇


競輪世界王者、輪急使、ローラーホッケーオリンピック代表、一輪車マラソンチャンピオン、三輪車八時間耐久レース覇者、そして子供用
自転車に乗った往年のアイドルで2kmから50mのハンデで竸われた車輪もの特別レース。ゴール手前50mが勝っだろうという下馬評を覆し、
本番はホームストレートに全選手が並ぶ大混戦となった。その激戦を制したのはなんとダークホースのローラーホッケーの選手たった。自分は先行するローラーホッケーに後少しのところで逃げ切られ、天地真理を抜いて2着かと思ったら後方から追い上げてきた中野浩一に
刺されて結果3着となってしまった。さすが世界王者である。

 そんな波乱のレースだったが、レース以外の場所でもちょっとした出会いがあった。ロケバスの中で隣り合った一輪車チャンピオンの家族と話している時に、ふとしたことで白分か更埴市出身だと知ると、その家族がびっくりしたように自分たちも毎年更埴市に行っているというのだ。その当時更埴市では毎年“全日本一輪車マラソン”が行われており、彼女はその大会の優勝者ごったのだ。その時の偶然の出会いが後に平曲市了一輪車大会を開催するきっかけの一つとなった。世界王者と競い、番組制作の現場を覗ける貴重な経験と、素敵な出会いを与えてくれた秋の一日であった。