第16回「千曲演劇祭」 劇団・杏童の舞台「あたりまえ」

第16回「千曲演劇祭」 劇団・杏童の舞台「あたりまえ」

2月14日、上山田文化会館で第14回千曲演劇祭が開催された。今年は新型コロ十の影響で劇団・杏童の単独公演。実行委員長の北村広幸さんは稽古時も感染防止対策に神経を使ったという。開催に当たってはかなり悩んだそうだが当日は盛況で、「大勢のお客さんが来てくれて良かった」ご安堵の表情を見せていた。今回の舞台「あたりまえ」は、感染症に過剰な反応を示す妻に翻弄される主人公の物語だが、脚本を担当した濃霧つかささんは「ネットの情報に依存することの怖さも描きたかった」と語る。 「演劇は私たちの生活に身近な世界を描いているもの。もっと市民にも演劇というものが近い存在になれば」ご期待をにじませた