文化財探訪シリーズ 50周年を迎えた森将軍塚古墳

文化財探訪 シリーズ 50周年を迎えた森将軍塚古墳

森将軍塚古墳は今年、国史跡指定50周年を迎えた。昭和45年(1970)に、開発に伴う土砂採掘により古墳の保存が危ぶまれると、市民・行政・研究者などからなる保存運動がまきおこり、旧更埴市内の全世帯の91.1%(17275名)の保存を求める署名が集められた。そして昭和46年3月16日付で国の史跡指定をうけて保存されることとなった。写真は昭和57年当時の市報「こうしょく」森将軍塚古墳特集号の表紙。7月21日から10月30日の72日間、のべ1300人もの市民、500人もの調査団員により発掘調査が行われた様子が記録されている。整備事業は11か年を要し、平成4年(1992)9月に一般公開された。

 その年の11月3日の文化の日、市民有志による手作りイベント「森将軍塚まつり」が開催された。今年の祭りはコロナの影響下で中止が決定。台風19号災害があった2019年以降、3年連続の中止を余儀なくされた。今、改めて先人の残した偉大な足跡をたどり、今後のまちづくりにどのように生かすかが問われている。(続く)

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