第三次千曲市総合計画 審議会の審議が大詰め

 市民協働での将来計画の策定

 「市の行政運営の最上位計画」(千曲市ホームページより)である総合計画。これまで10年の期間で策定されてきたが、今回の第三次総合計画では時代の変化に柔軟に対応できるよう、今後5年間のまちづくり全般に関わる包括的な計画策定を進めている。

 5月から始まった審議会の開催は10月までにすでに5回を数えた。審議会では素案の7つの基本目標について5つの専門部会が審議を行ってきた。選ばれた22名の委員は各部会に分かれ熱のこもった議論を重ねており、第2部会では現在も審議を継続中だ。市では中間答申を年内に受ける予定としている。

 審議会委員の皆さんの声

 今回ちくま未来戦略研究機構では審議会の部会長の方を中心にアンケート調査を実施した。頂いたご回答の一部を紙面でご紹介する。

【千曲市の現状について】

「令和元年の東日本台風で千曲市は甚大な被害を受けた。温暖化による異常気象や、人口減少・少子高齢化なども重なり、千曲市の将来について市民は多かれ少なかれ不安を感じていると思う」(第1部会)

「人口の差はあれど長野市や松本市に比べて何かしら活気がない。2~3年前の方が元気があったように思える。決してコロナのせいだけではないだろう」(第4部会)

【総合計画の素案について】

「立派な計画が出来ても実現出来ないと駄目。実行するのは私たち市民一人一人であり、事業者・行政であると考えている」(第5部会)

【千曲市の施策について】

「市民目線としては当たり前の事はそつなくこなしてほしい。基本動作が出来て、初めてその先の応用になる」(第1部会)

「市側の回答に『お金がかかります』『費用のねん出が難しいです』という言葉がちょくちょく出てきた。現実問題で一刀両断に切り捨てるのではなく、たとえ半歩でも進めるような努力をしてほしい」(第4部会)

 千曲市民の関心は?

 審議会の会議は原則公開されており、一般市民の傍聴が可能である。10月18日の第5回審議会の傍聴は市議1名のみで、ほかに傍聴者はいなかった。総合計画素案にある市の将来像は「人がつながる月の都」だ。12月以降は市民懇談会やパブリックコメントの募集も行われる予定となっている。より多くの市民が、千曲市の明るい未来へ向けた計画づくりに関心を持って眼差しを向けることを望みたい。

第5回総合計画審議会(10月18日)

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