さかきものづくり展 SDGs講演会

さかきものづくり展 SDGs講演会

49の企業・団体が参加する「さかきモノづくり展」が10月1日と2日、坂城テクノセンターで開催された。コロナ禍での開催であるため 特別講演をはじめ全てのイベントがオンラインで行われた。

 注目されたのは金属3Dプリンターシステムで、テクノセンターのような公共の場所に設置されるのは全国的にも珍しく「モノづくりの街」を謳う坂城町の気合いの入れようがうかがえる。アメリカDESK TOP METAL社のBMD方式の金属積層造形法でオフィスと同じ条件下での金属加工が出来るとされている(写真右)。

・この装置の除幕式の後、東北大学金属材料研究所の千葉晶彦教授による記念講演「金属3Dプリンター技術の現状と課題」があった。

Desk Top Metal Studio2 による製品群

 現在3種類のステンレス鋼、熱間型鋼、純銅の5種類の材料での製造が可能で、30種類ほどの金属材料の実用化開発が進められているという。