あんずの里保育園が開園(生萱)

 贈呈された遊具で遊ぶ園児ら
(あんずの里保育園 1月18日)

あんずの里保育園が開園(生萱)

 1月11日、あんずの里保育園が開園。閉園したあんず雨宮保育園から移った園児たちが通園を始めた。開園式は感染症の拡大状況を考慮して、来賓を入れずに園児と保育士のみで執り行われた。

 あんずの里保育園は雨宮の雨宮保育園と森のあんず保育園を統合する市の整備計画により誕生した保育園。3年前の台風災害で雨宮保育園が被災したため、一足早くあんず保育園と統合され、あんず雨宮保育園に改称。両園の園児たちが一緒になっていた。

 しかし、旧あんず保育園の園舎は老朽化が進んでいたうえに敷地も狭かった。新しい園舎での保育について、赤沼みゆき園長は「これまでの園舎は寒く、トイレなどは園児たちがかわいそうだった。いまはトイレの数も増え、床暖房もあり温かい。安心して遊べる環境になった」と語る。現在新しい保育園には5クラスで合計88人の園児が通っている。

 18日には東日本大震災の被災児童支援から始まった義捐金活動を行う「ネットワーク~きずな~信州」より、ままごとセットなど室内遊具の寄贈が行われた。園児たちは大喜びで新しい遊具を楽しんでいた。

閉園となったあんず雨宮保育園(旧あんず保育園) ベビーブーム直前の昭和45年(1970)建築 市内で最も古い保育園舎だった