AC長野パルセイロ 松本山雅との信州ダービーが実現!!

AC長野パルセイロ 松本山雅との信州ダービーが実現!!

 Jリーグ公式戦で初の対戦となるパルセイロと松本山雅の『信州ダービー』。ナイター開催に1万3244人の観客が集結。長野Uスタジアムが熱く燃えた。

5月15日、今季のJ3開幕から大きな注目を集めていたパルセイロと山雅の信州ダービー第1Rが幕を開けた。篠ノ井駅からのシャトルバスは通常のスタジアム前のバス停ではなく、離れた第3駐車場の発着に。入場口まで南長野運動公園内を縦断する長蛇の列が伸び、入場は30分待ちとなるほどの大盛況となった。

 試合は集結した両チームサポーターの期待に応え、互いの意地のぶつかり合い。パスカットの応酬で決定機を作らせない展開が続いた。過去の北信越&JFLでの対戦成績は長野の4勝6敗。8日の県選手権でも山雅に敗れた直後だけに是が非でも勝ちたいパルセイロ。サポーターも感染対策で声を上げての声援が出来ないなか、入場時に配布された応援ハリセンを打ち鳴らして選手を後押した。

 結果は0―0のスコアレスドロー。試合内容的には課題も残る展開だったが、スタジアムの熱量の高さは観客にそれを上回るだけの高揚感を与えたに違いない。信州のクラシコ(伝統の一戦)はまた一つ新たな歴史を刻んだ。

vs松本山雅戦

(5月15日 長野Uスタジアム)