あんず農家「北條農園」の紹介

あんず農家「北條農園」の紹介

1.栽培面積  5か所 約100a 大小約200本

2.主な品種  平和・昭和・信山丸・ハーコット・信州大実・信州サワー・おひさまコット・ニコニコット

3.収穫量  加工用あんず15トン 生食用あんず1トン

4.課題  樹高が3~5mと高いため①剪定、摘果、収穫など各管理作業は三脚を使っての作業で、効率が非常に悪い。②消毒時間・消毒量が無駄に多い。③三脚上の作業は安全性の確保が出来ない。

これからのあんずの栽培

1.「加工用あんず」から「生食用あんず」への切り替え。平和・昭和種の在来木にハーコット種を接ぎ木して人気種を増やす。

2.低位栽培法(低樹高)を普及させる。三脚使用の高所作業をなくし、平地作業で安全性の確保と作業効率の向上。農薬散布量の削減を目指す。

3.ジョイント栽培法の採用。全成枝に光を当てて果実環境を整えた。初期投資が必要(10a・80本植樹・誘引のため柵が必要)