一重山みらい会議 入山城(上山田)を訪問

入山城(上山田)を訪問

一重山みらい会議

 6月25日、「新山の歴史と自然に学ぶ会」が整備に携わっている上山田の入山城を訪問。「学ぶ会」が整備した山道などを見学した。入山城は見性寺の裏山に築かれた山城。急坂で険しい山道には「学ぶ会」の手により100段ほどの木製階段が整備されており、登りやすくなっている。駐車場から15分程で主郭に到達。城跡には岩盤を削って作られた4つの深い堀が良好な状態で残っており、奥の山から水を引いた水路跡も確認できた。また「学ぶ会」では記帳台を建てており、芳名帳が設置されている。眺望も良く、目の前に葛尾城、南に出浦城、北に荒砥城を望むことが出来た。

 7月17日の定例作業では「屋代を語る会」と合同で矢代神社周辺の草刈りを実施。草刈りのほか斜面に伸びてきた雑木を伐採した。夏草が繁茂していた忠魂碑の周辺も刈り揃えられた。ちなみに矢代神社は屋代城の9の曲輪に位置し、現在は市の所有地にある。周辺は広場となっていて遺族会が建てた見晴らし小屋があり、かつては全周囲が見渡せる絶景地だった。

入山城の整備された階段

矢代神社周辺の草刈り作業