千曲坂城消防本部・千曲警察署 初の合同水難救助訓練

千曲坂城消防本部・千曲警察署 初の合同水難救助訓練

 千曲坂城消防本部と千曲警察署が水害を想定した初めての合同水難救助訓練を実施した。7月20日、更埴中央公園市民プールで行われた訓練には消防本部から29名の隊員、警察署から7名の署員が参加。この訓練は3年前の東日本台風で管内の多くの地域が被害に遭ったことから、水害への対応強化と消防・警察の連携強化を図ることを目的としている。最初に流水プールでは合計4隻の救命ボートを使い要救助者の搬送訓練を行った。実際に水を流した状態にして、けが人や車椅子の救助者への搬送手順についての注意点を確認したほか、救命胴衣に水が入ってしまった場合の対処などを体験した。

 競泳プールではおぼれている人への救助資機材(浮環・スローバッグ)の取り扱いの訓練。警察署の署員は消防隊員から機材の投入方法などについて助言を受けながら技術を学んでいた。

千曲警察署から参加した署員はAEDを使った心肺蘇生の救急訓練も実施した

千曲坂城消防本部ではこれまでは八幡の大池で訓練 市民プールで救命ボートを使った救助訓練は初めてとのこと