坂城町体育館 耐震補強工事 ボルダリング施設も新設へ

坂城町体育館 耐震補強工事 ボルダリング施設も新設へ

今年度坂城町では中之条の文化センターにある体育館について、耐震基準を満たすための補強工事と大規模な改修を行う。6月定例会で工事請負契約の締結が可決され、すでに7月から着工が開始されている。

 坂城町文化センター体育館は昭和45年(1970)5月に竣工。体育館に隣接する保健センターとグラウンドは翌年に整備された。バレーやバスケ、バドミントンなどのコートを備えており、長年にわたり町民に広く利用されてきた。これまでも複数回改修工事が行われている。今回は耐震補強のほかに照明のLED化や、空調設備を整備してエアコンが設置されることになった。また、トイレも洋式化されるほか、多目的トイレを増設する計画になっている。

 新たな施設としては昨年の東京オリンピックでの日本人選手の活躍で人気が高まっているボルダリングの設備が作られる。ステージの下に設置されるボルダリングウォールは、大きさが縦2.5m、横7mのものになるそうだ。改修工事の期間は来年2月末までの予定。来年度には同じ文化センター内にある保健センターも改修工事を行う予定だという。

 なお、坂城町では温泉施設のびんぐし湯さん館のリニューアル工事のほか、南条小学校への蓄電設備の導入や、町立図書館のエレベーターの改修なども計画されている。

工事が始まった坂城町文化センター体育館