久々の市吹サウンド 千曲市吹奏楽団あんずホールで定期演奏会

久々の市吹サウンド あんずホールで

 

・千曲市や近在の音楽愛好者で結成している千曲市吹奏楽団は、27日、29回目の定期演奏会をあんずホールで開催した。この演奏会は、令和元年台風19号による同ホールの浸水被災とコロナ禍の影響で演奏活動が出来なくなってから4年ぶりの開催。

 演奏会では、浸水被害により楽器と楽譜の大半を失った悔しさと無念を思いに「花は咲く」などを演奏。メイン曲は、歌劇「カヴァレリア・ルスティカーノ」。情感いっぱいの繊細な演奏を披露し、この日を待ちかねた多くのファンから喝采を浴びていた。

 なお、記念すべき第30回定期演奏会は来年11月19日に、同団員などで構成する千曲市フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会は来年3月12日に開催とのこと。「多くの皆様のご来場を」と呼び掛けている。

千曲市吹奏楽団第29回定期演奏会

「花は咲く」(指揮 酒井英明)