新年のごあいさつ いまこそ交流の掛橋に ちくま未来戦略研究機構 柴田文啓

 新年のごあいさつ いまこそ交流の掛橋に

  一般社団法人 ちくま未来戦略研究機構

        代表  柴田文啓

 新年あけましておめでとうございます。

 「ちくま未来新聞」もはや創刊4年目となりました。皆様の日頃のご愛読、ご支援のおかげをもちまして一歩一歩着実に歩みを進めることができ、心から感謝申し上げます。

 さて、最近の世界動向に目を向けてみますと、この一年『なぜ?』『どうして?』の自問が急に増えてきたように思います。科学技術の進歩や、宇宙開発の挑戦には、夢に満ちた話題が多くありましたが、反面世界大国といわれる国が隣国の土地と住民を得るために武力侵略を起こしました。私共人間が持つ悲しい業(カルマ)なのでしょうか。人間の本質は不変なのでしょうか。私はその様なことは無いと思います。

 技術の高度化、情報のグローバル化を共に私達人間の思考のより国際化、より普遍化が「今」強く求められているのではないでしょうか。私達の「信州」には、世界の国々から多くの人々が来ておられます。その人達と真の友情による交流をすゝめたいと思っております。「ちくま未来新聞」はその交流の掛橋になりたいと思っております。私共はこの千曲市と坂城町の両地域に「ほのぼのとした世界交流のあかり」をかかげたいと思います。皆様からのご提案やアイデアをお待ちしております。

 最後になりましたが、皆様のご多幸を心からお祈り申し上げます。

  臨済宗妙心寺派 恵日山開眼寺住職

千曲川西岸より坂城町方面を望む(坂城町網掛)

千曲川と冠着山(千曲市野高場)