【講演会】  神秘の蝶「渡り蝶」アサギマダラの生態

【講演会】  神秘の蝶  アサギマダラの生態

春から夏にかけて長野県内などの高原地帯で繁殖し、冬は遠く沖縄まで移動を行う「渡り蝶」アサギマダラの生態を紹介する講演会が開催された。講師を務めた更級小学校の大代孝浩先生は、長年アサギマダラの調査を続けてきた研究者。千曲市内ではフジバカマの名所となっている樺平で生息が多く確認されている。年に2回産卵し、長野県内では7~8月に羽化するが、8月末には姿を消してしまうなど、生態はまだ不明な部分も多いという。講演では多数の貴重な写真が披露されたほか、渡りを行う際の海上での休み方などについても紹介された。

講演会の様子

(千曲市総合観光会館 12月3日)