坂城町体育館大規模改修工事 竣工式 ボルダリング設備もお披露目

坂城町体育館大規模改修工事 竣工式 ボルダリング設備もお披露目

3月28日、耐震補強と大規模改修工事が終わった坂城町体育館で竣工式が執り行われた。テープカットに続き館内で山村町長が式辞を述べ、施行と設計にあたった中信建設㈱と㈱第一設計に感謝状が贈られた。式の最後にはステージで記念映像が上映された。

 坂城町体育館は昭和45年(1970)に完成。平成10年(1998)にも大規模改修を行っている。今回の改修ではトイレが水洗化されたほか、空調を2か所設置。これまでボイラーで行っていた暖房を止めてエアコンを整備した。更衣室は拡張し、室内で水道も使えるように改良している。

 このほか会議室も作られたほか、耐震補強では天井に鉄骨が入れられた。また、窓には暗幕が取り付けられたため、館内で映画の上映も行えるようになった。

 ステージ上には近年人気が高まっているボルダリングの設備(壁)が据え付けられた。竣工式の後、説明とデモンストレーションが行われた。壁の大きさは縦3メートル×横7メートル。子どもでも利用しやすいよう緩やかな傾斜で、ホールドは簡単な課題になっている(付け替えが可能)。

 5月21日には体育館を会場に坂城町スポーツ大会を開催。ビーチボールバレーなどが行われる。

関係者らによるテープカット

ボルダリング設備

取材アルバム