総合的な学習 屋代高校附属中学校
屋代高校附属中学校では毎年総合的な学習の時間に千曲市の各地域についてテーマを決め、グループで探究する取り組みを継続している。今年度も新１年生（13期生）たちが地域探索を開始するため、２年生の先輩たちから昨年一年間の学習の様子を聞く授業が行われた。
昨年「あんず、古代米」「戸倉上山田温泉」「稲荷山」「姨捨」の４グループに分かれて探究を進めてきた２年生は、古代米を使ったスイーツの開発、温泉の女将さんたちの取り組みや有形文化財の調査、後継者問題などについて調べたことを発表した。２年生の発表を聞いた１年生の生徒たちは疑問に感じたことについて質問をぶつけ、その後「自分たちならこんなことをしてみたい」など、調べてみたいテーマを各自で考えた。
１年生は今後、森将軍塚古墳館の酒井館長の話なども聞き、５月に入ったところで探究するテーマを決めて複数のグループに分かれていく予定とのこと。市外から通う生徒が大半を占める屋代高附属中の生徒たちが、年間を通じて千曲市各地域に赴きその魅力を探っていく。
２年生の発表を聞く新１年生たち（４月16日）
