科野の里お田植まつり 屋代南高・屋代高校附属中 生徒が早乙女姿で参加

科野の里お田植まつり 屋代南高・屋代高校附属中 生徒が早乙女姿で参加

 6月9日、科野の里歴史公園で「科野のムラ」お田植えまつりが開催された。屋代南高校の生徒5人と屋代高校附属中学校2年生の生徒3人が昔ながらの早乙女姿に扮して稲(古代米)を植えた。附属中学校の生徒は「最初は足を取られそうになったが段々慣れてきた」「あまりできることじゃないので楽しかった」と話していた。今年度は一般からの飛び入り参加もあり、小さな子どもたちも一生懸命に慣れない手つきで稲を植えていった。お田植えまつりの会場では一重山太鼓の演奏も行われて、「科野のムラ」の田んぼに太鼓の音が鳴り響いた。また、千曲坂城クラブで森将軍塚など地域の歴史を研究している「HSC」(ヒストリーサイエンスクラブ)の生徒たちも参加し、古代米の販売などを行った。昨年は途中で雨に見舞われたが、今回は天候に恵まれ爽やかな初夏の気候のなか無事に田植えが終了した。

 当日は公園内で森将軍塚クラフト展と将軍塚音楽祭(将音祭)も開催され、大勢の家族連れなどが集まってにぎわいをみせていた。

早乙女姿でのお田植え