ボッチャ専門部 「千曲坂城クラブ」VOL④  千曲坂城クラブ 18専門部紹介 

ボッチャ専門部 「千曲坂城クラブ」VOL④  千曲坂城クラブ 18専門部紹介 

 ボッチャは、パラリンピックの種目でもあり、障がいのある方も含め、子どもから高齢者の方までが楽しめるユニバーサルスポーツです。ボッチャ専門部は、千曲坂城クラブの「全ての子どもたちにスポーツ・文化芸術環境を保障する」という基本理念のもと、稲荷山養護学校で発足の準備を進め、4月28日に発足しました。部員は5月現在、稲荷山養護学校の18名に更埴西中学校の5名を加え、23名です。指導者として千曲ボッチャ協会の方を中心に10名もの方が協力してくださいます。

 練習では、前半は、ボールの投げ方、的となるボールへの近づけ方、ルールの学習などをして、後半は試合を行っています。試合は3人でチームを組み、ボールを投げていきます。ジャックボールという白い的に自分たちのボールを近づけていくように投げるのですが、力加減や向きが難しいです。しかし、時にはぴたっと的に近づくプレーもあり、そんな時はプレイヤーや見ている保護者の方からも歓声が上がります。また、障がいによってボールを投げるのに時間のかかる部員もいますが、他の部員は、それを見守り、待っています。ボッチャ専門部の素晴らしいところです。

 今年度は、18回の練習が計画されています。ボッチャ専門部の活動を通して、自分の可能性を広げたり、部員同士が仲良くなったり、思いやりの気持ちを育てたりしていって欲しいと願っています。

※千曲市は2028年に行われる信州やまなみ全障スポでボッチャ競技の開催会場に決定しています