千曲市内転任・新任校長先生の紹介(第3回)

千曲市内転任・新任校長先生の紹介(第3回)

 五加小学校・大滝仁校長

千曲市内ではこれまで東小、戸倉小、上山田小で勤務。昨年度は小中学校の授業を一貫して行う義務教育学校・大町市立八坂小中学校の開校に携わり、初代校長を務めた。今回自身が学んだ五加小学校に着任し「光栄と身の引き締まる思い」と語る。着任式では子どもたちに校歌を披露したという。また、新卒の時に五加小時代の恩師から贈られた色紙の「道」という言葉の精神を受け継ぎ今も大切にしている。「五加小の子どもはとても素直で柔らかな心を持っている」と評価する大滝校長。

「健やかな成長を願い『魅力ある学校づくり』『地域と共に歩む学校づくり』を目指していきたい」と語る。

大滝仁校長(出身は五加)

 

上山田小学校・祢津賢司校長

 今年春閉校となった信更小に統合された信田小・高野分校で学んだ。教師としては大岡小での勤務経験はあるが千曲坂城地区の小学校は初の着任。上山田の印象は「気候も人も温かい」と話す。上山田小の子どもたちは地域の方から温かく見守られている安心感が元になっていると感じるという。「上山田って良いなと思い、故郷を愛する子どもたちに育ってほしい」と願っている。

 元高校球児で今も現役。6月に千曲市で開催された生涯野球全国大会にも出場し、投手として萬葉の里グラウンドでラウンドで力投した。隣のサッカー場で練習をしていた上山田小の児童から声援を送ってもらったという。

祢津賢司校長(出身は長野市信更)

戸倉小学校・尾臺博之校長

 主に中信の小中学校などで勤務。現在は安曇野市に居を構え高速通勤している。千曲市の学校は初めてで「戸倉の町は歴史と伝統をすごく感じる」と話す。深く携わってきた科目が道徳。教員になってから信州大学大学院への内地留学で道徳について学んだという。いじめ問題を受け道徳の授業が平成30年から小学校で必修化されるのにあたり、中信教育事務所で道徳担当として、各学校を回った。道徳は答えの無い問題なので難しいが、こだわって取り組んできたという。「常に自分が誠実であろうと心がけてきた」という尾臺校長。趣味は映画鑑賞だそうだ。

尾臺博之校長(出身は御代田町)