全国を軽トラ旅・田中麻衣さん 更級の杏農園で収穫体験

全国を軽トラ旅・田中麻衣さん 更級の杏農園で収穫体験

荷台を改造した軽トラックで全国を旅しながら様々な農業の手伝いをしている東京都出身の田中麻衣さん。この6月27日から29日にかけては千曲市に滞在し、更級の杏農家で収穫作業にチャレンジした。

 田中さんは今年1月から軽トラックでの旅を開始。九州や中国地方など全国を旅しながら各地の農家で働いた。すでに長野県内では伊那市を訪問済みで、タケノコの収穫や加工を体験したという。今回は共通の知人を通して知り合った「さらしな杏農園」の山岸さん一家のもとを訪問。一度東京に戻った後、再び軽トラックを駆り27日夜に千曲市にやってきた。さらしな杏農園では2日間杏の収穫に参加。杏を選んだのは「りんごよりも自分に出来そう」と思ったからと話す。杏を食べるのは初めてだったそうだがハーコットが一番おいしかったそうだ。

 愛車の軽トラック荷台にあるキャビンは昨年秋に自作。中で休憩することが出来るようになっている優れモノだ。千曲市の次は安曇野市や北陸、北海道を目指す予定だという。現在27歳の田中さん。これからも全国で農作業体験を続け、将来は養鶏家を目指していきたいと夢を語った。

田中麻衣さんと愛車の軽トラック(右)