屋代高校 3年生 シェアサイクルで地域活性化を  

屋代高校 3年生 シェアサイクルで地域活性化を  

 屋代高校3年生の小池優輝君、宮尾崇生君、中澤大貴君、堀篭和真君は今春、経済金融学習コンテスト「日経STOCKリーグ」高校生部門でルーキー賞を受賞した。タイトルは「シェアサイクルが創る新しい経済循環」。4人は2年生の時に課題研究の授業で千曲市内で展開しているシェアサイクルに着目。地域が抱える課題解決のためのモビリティとしての可能性を研究したという。フィールドワークでは上山田温泉亀清旅館や、長野市役所観光振興課、シェアサイクル事業者などを訪問してヒアリング。国土交通省自転車活用推進本部にもZOOMを使ってオンラインで聞き取りを行い調査結果をまとめた。

 調査の中で県内にはシェアサイクルの設置場所がまだ少ないなどの課題も見つかったが、地域活性化や、災害時の公共交通機関の代替手段としても有効だと考え、現在もアプリの開発などの研究を続けているという。

 7月23日には科野さらしなの里サイクリング推進委員会の会議に出席し提案内容を発表。委員たちと意見交換を行った。

シェアサイクルの研究に取り組む屋代高校3年生の皆さん