第17回 平和のつどい  戦火をのがれた子ども達

第17回 平和のつどい  戦火をのがれた子ども達

 7月20日、戸倉創造館で第17回平和のつどいが開催された。太平洋戦争中に東京から上山田に学童疎開してきた光明学校の児童たちについて、受け入れ先となった上山田ホテルの若林和子さんのインタビュー映像や、農作物を援助した倉石家の倉石多喜男さんが講演した。光明学校は日本初の肢体不自由児の学校だが、疎開直後の空襲で校舎が全焼している。そのため光明学校の児童たちは終戦後の昭和23年5月まで帰京することが出来ず上山田での疎開生活を続けた。会場では「光明学校」の児童たちと上山田の人たちの交流を描いた紙芝居「あんずの花につつまれて」(製作・渡辺美佐子さん)が初めて上演された。

紙芝居の上演の様子(屋代高校附属中学校3年生の生徒も英語の朗読で参加した)