「科野の里 歴史公園」に桜を植樹 ジンダイアケボノの苗木

「科野の里 歴史公園」に桜を植樹

ジンダイアケボノの苗木

地域住民の有志が参加

「科野の里歴史公園の環境を考える会」(塚田實会長)は4月4日、科野の里歴史公園内にジンダイアケボノ(ソメイヨシノ系の品種)の植樹をおこなった。会では森将軍塚古墳周辺地域の活性化を図るため、公園周辺に桜の苗木を植える計画を立案。国の史跡のため植えられる品種にも厳しい制限があったが、市の文化財センターなどと協議を進めた結果、実現に至った。

植樹のアドバイスを行った更埴造園の小林光嘉社長によれば、「ジンダイアケボノは病虫害に強く手入れが容易」とのこと。早ければ3年後には開花し、10年ほどで立派な成木になるという。

会長を務める塚田實さんは「公園内には花が少ないので、訪れた人に桜の花を楽しんでもらえるような魅力的な公園にしていきたい」として、5年かけて100本の苗木を植えるという構想を語ってくれた。この日は公園の周縁部を中心におよそ20本の苗木が植えられた。

4月25日には同じく塚田さんが会長を務める「鯉のぼりを掲げる会」が、歴史公園にコロナの収束を願い100匹を超える鯉のぼりを掲揚する。こちらは今年で12回目の実施となる。

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