日本遺産「月の都千曲」の文化財を育む会が結成に   (令和6年8月5日)

日本遺産「月の都千曲」の文化財を育む会が結成に   (令和6年8月5日)

 日本遺産「月の都千曲」の29件の構成要素や文化財を守るために市内のまちづくり団体や観光・商工関係の団体、企業が連携して新たな活動を開始する。ボランティアガイド団体の楽知会を中心に設立準備が進められてきたが、8月5日の発足総会において“日本遺産「月の都千曲」の文化財を育む会”が正式にスタートした。

◎結成の目的

故郷の宝「日本遺産月の都千曲」を末永く見守り、この日本人の心の故郷を長く広く伝えて行く。 会長は信州千曲観光局・若林正樹会長。

◎会の活動

 「日本遺産 月の都千曲」に関する諸施設や文化財を守り、活用する。

 具体的には、管理団体や施設からの申請を理事会審査により年1~2件程度を「クラウドファンディング」手法により資金調達をし、申請者に寄贈する。

 令和6年度の支援項目は工事時期が迫っている長楽寺月見堂屋根修理を準備会からの直接提案とした。クラウドファンディングによる目標金額は370万円。期間は令和6年8月~令和7年1月までとする。

 また「育む会」では活動に賛同する人たちを募集する。(年会費/個人会員1000円、団体会員5000円)。事務局 090‐7194‐9129(亀山)。

雨除けのブルーシートに覆われた長楽寺月見堂