いなりやま福祉会 酒井さんW受賞
社会福祉法人いなりやま福祉会の酒井勇幸さんが「第54回毎日社会福祉顕彰」(主催・毎日新聞東京・大阪・西部社会事業団)を受賞した。この賞は社会福祉関係の個人や団体の中から特に優れた業績を上げている3件を選び表彰するもの。全国の推薦をされた候補から、個人の部で酒井さんが選ばれた。10月に東京で顕彰贈呈式が執り行われ、酒井さんも出席した。さらに酒井さんは「第25回ヤマト福祉財団小倉昌男賞」も受賞。いなりやま福祉会理事長として、発足当時より地域の障がい者福祉の向上に貢献してきたことが評価され、全国から2人の受賞者のうちの一人に選ばれた(長野県内からは初の受賞)。
W受賞となり贈呈式への出席を終えた酒井さんは受賞報告で千曲市役所を訪問。小川市長と面談し「市役所関係の皆さん、職員の皆さん、利用者の皆さんに私自身も育てていただいたと思っている」と謝辞を述べた。酒井さんは1980年に任意団体・いなりやま福祉会を発足。2003年の社会福祉法人いなりやま福祉会の設立に尽力し、理事長に就任した。酒井さんにとっては福祉に携わってちょうど60年になる節目での栄えある受賞となった。
W受賞を果たした酒井勇幸さん 手前にあるのはヤマト福祉財団小倉昌男賞・正賞のブロンズ像「愛」(雨宮 淳氏作)
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