さらしなルネサンス 小中学校に『姨捨』の出前授業

さらしなルネサンス

屋代中学校・オンライン授業(8月30日)

小中学校に『姨捨』の出前授業

さらしなの地名の活用による地域活性化を目指す「さらしなルネサンス」は8月30日、屋代中学校1年生を対象とした出前授業を行った。テーマは「千曲市はなぜ月の都なのか」として、大谷善邦会長がその歴史を市内で撮影した写真や浮世絵などを使い解説した。

 今回は県による新型コロナの集中対策期間ということで、ZOOMによるリモート方式。桜堂のちくま未来ステーションと屋代中学校とを結んで、1学年全4クラスの教室が授業を受けた。質疑応答では生徒から活発に質問が出されていた。

八幡小学校・塚原住職の授業(9月21日)

 コロナ対策期間明けの9月は八幡小学校に出向いて、5年生に3回にわたり出前授業を実施。2日目の授業の講師は羽尾の明徳寺の塚原弘昭住職(信州大学名誉教授)が務めた。塚原さんは「姨捨に棚田ができたわけ」と題して姨捨の地質の特徴を紹介。巨大地すべりによって誕生した大池や粘土混じりの土地が、コメ作りに適した環境であったことを説明した。