バス待合所を寄付

バス待合所を寄付

栞の故郷推進委員会 更級の市民団体・栞の故郷推進委員会(馬場條会長)が千曲市に対して公共交通の利便性向上のため、循環バスの待合所3棟を寄付した。待合所が設置されたのは市循環バス(大循環線・東西線)のベイシア更埴店南停留所。3月12日に市役所で目録贈呈式が執り行われ、馬場会長から小川市長に目録が手渡された。

 その後現地に移動して待合所を見学。馬場会長が関係者や報道陣らを案内した。馬場会長によると設置のきっかけは高齢者が停留所で夏や冬の気候の厳しいなか歩道上でバスを待っている姿を見て、思いついたという。姨捨伝説の文化伝承などから地域活性化と社会貢献をめざす同委員会が、賛同する企業・団体などから寄付を募り今年1月から設置を始めた。

 待合所の大きさは高さ・幅とも2メートル。雨や日差しを避け中で座って待つことが出来る。見学当日は小雨が降る肌寒い気候。買い物を終えた高齢者が待合所内でバスを待つ姿が見られた。