ホタル復活の取り組み(内川)
千曲市内川の用水に今年も蛍が舞い、見物の人達を喜ばせている。「内川ほたるの会」が二十年以上保護活動を行い、地元の五加保育園、五加小学校に幼虫の一部の飼育を委託したゲンジボタルが4月に放流され、6月4日からの観察会のスタートに少し遅れて舞い始め、関係者を安堵させている。
昭和40年代の宅地開発、農薬の流入、用水路の三面コンクリート化により絶滅した蛍を復活させるこの取り組み。餌となるカワニナの養殖、水路保全や草刈りにと、僅か十日程の観察会期間のために見えない努力が日々続けられている。
五加保育園児による蛍幼虫の放流(4月6日)
五加小学校児童による蛍幼虫の放流
(4月19日)