今月のちくま百景 三本木神社御神楽 (上山田 三本木)
正徳 2 年(1712)に諏訪大明神を祀り、諏訪社として創建された三本木神社。地域住民の五穀豊穣と無病息災を記念する御神楽と獅子舞は近年担い手不足で中断していたが、上山田神楽保存会の協力で今年およそ30年ぶりに復活した。9月22日午前9時、能登半島を襲った豪雨の影響を受けた強い雨と風のなかリヤカーに乗せた「獅子宮」が神社を出発。雨のため神輿は取りやめたが、70人ほどが地域巡行に参加。子どもたちも合羽を着込み神楽の音色に続いて歩いた。
責任総代宅の前では獅子舞が取り出され舞と御神楽を披露。すると獅子舞の登場と共に雨が上がり、日も差し込む天候に。休憩後、堤防沿いの水天宮の前と自治会長宅などでも再び獅子舞を舞って巡行は無事終了した。
午後には神社境内で子どもの奉納相撲も執り行われ、大勢の児童が参加した。
写真(大)地域巡行
写真(小)獅子舞