今月のちくま百景 千曲市消防団第一分団 放水訓練 25年2月

今月のちくま百景 千曲市消防団第一分団 放水訓練

(屋代・須須岐水神社)

 毎年1月26日は文化財防火デー。19日早朝、千曲市消防団第一分団による放水訓練が屋代の須須岐水神社で行われた。今回の訓練は屋代・粟佐地区を所管する第一分団から神社側に持ちかけられたもので、初めての実施。神社側の全面協力のもと、消防団が主体となり行った。訓練では社務所からの出火を想定し、付近の消火栓と境内にある防火水槽の2か所からホースを伸ばして放水。撒かれた水が凍る厳しい寒さのなか訓練は30分ほどで終了した。

 須須岐水神社は江戸期に大火で全焼した歴史がある。神社総代長の中島芳紀さんは「消防団の皆さんに手際よくきびきびとした対応をして頂き安心感を得られた。消火栓の関係など知り得なかった部分を理解する事が出来て本当にありがたい」と話す。