今月のちくま百景 戸倉宿キティパーク 千曲天狗像(戸倉)
雪化粧をまとった「千曲天狗」。高さ9.5m(全高・天狗本体は約8m)、重さ約5トンを誇るこの像は平成6年(1994)の建造。坂城に住んでいた山伏の兄弟が千曲川の大水で離ればなれとなり、兄が戸倉の山中に移り住んで修行を続けたという「戸倉天狗山伝説」に由来している。このほど改修工事が終了し、真新しい鮮やかな塗装が施された。
キティパークでは春には500本以上の桜の木が咲き誇るが、毎年暮れに「戸倉東山桜守りの会」の手によって樹木の剪定や清掃などの整美がなされて、新しい年を迎える。