千曲川ニジマス釣り大会
6月14日、千曲川の御堂川合流地点(坂城町四ツ屋)で、千曲川ニジマス釣り大会が開催された。今年は坂城町内の小中学生13人が参加し、安全のためライフジャケットを着用して保護者らと共にニジマス釣りに挑んだ。
主催した更埴漁業協同組合は町の支援を受け、アユなど在来種の生育環境を整え、釣り客でにぎわう恵み豊かな千曲川にするための活動を行っている。この日も事前に下草刈りを行い、入場口に案内板を立てるなどして会場を準備した。午前8時半に明科の信州紅鱒養殖漁業協同組合からニジマス90kg、およそ400~500匹が到着。開会式に続き、曇り空のなか大会がスタートした。昨年は高温でニジマスの動きも鈍かったため、今年は釣りには好条件の気温だったが、次第に雨がパラつき始める天候に。それでも昨年も参加した小学生は大会関係者からのアドバイスを受けながら、次々と大物を釣り上げていった。
終了後には河川清掃を行い、表彰式で優勝から3位の児童に図書券が、敢闘賞の子どもにはグッズが贈られた。また、釣れなかった子どもにも2匹ずつプレゼントされた。同漁協の久保組合長は「子どもたちには釣れた時の喜びを味わってもらたい」と語った。

ニジマス釣り大会(御堂川合流地点)