千曲市内の山城保全活動 3団体初の活動報告会
千曲市内に残る戦国時代の山城についての保全活動を進めている3つの団体が集まり、初めて活動報告会を開いた。これは千曲市議会の会派による呼びかけで行われたもので「新山の歴史と自然に学ぶ会」(入山城)「千曲市川西地区里山整備部会」(小坂城)「一重山みらい会議」(屋代城)の代表者が12月15日、意見交換を行った。
各団体はこれまでの活動内容や実施したイベントなどの事業概要を紹介。城址や里山全体の整備計画についても説明を行った。また、行政側からも歴史文化財センター、農林課、市民協働課の担当者が出席。文化財としての山城の保存と活用や、市の森林づくり推進支援金などの補助金制度の活用について提案がなされた。
また、今後の課題として、不在地主の問題や手続きの事務量が多いことなどが挙げられた。今後も団体間で活発な情報交換が進められそうだ。
千曲市役所での報告会の様子