千曲市内小学校能楽教室 伝統芸能の世界を体験

千曲市内小学校能楽教室 伝統芸能の世界を体験

10月29日と30日、市内の小学校(八幡小、東小、更級小、治田小)で日本の伝統芸能・能を学ぶ能楽教室が開かれた。指導を行ったのは重要無形文化財保持者の観世流能楽師・松木千俊さんと市内で能楽の指導を行う松の会・千曲市謡曲連合会の皆さん。各校とも6年生が対象で、児童たちは能の紹介動画を観た後、実際に小鼓を打ってみたり、若女や般若などの面(おもて)を着ける体験をした。その後、能の演目「猩々」を手本に謡(うたい)の稽古に挑戦。声の出し方や抑揚の付け方を指導してもらった。今年の能楽教室は12月15日に戸倉小学校でも実施する予定。

「小鼓」(こつづみ)の打ち方を体験(東小)

男女や老人、鬼など様々な種類がある面(おもて)