千曲市市長選挙  現職を抑えて小川氏が初当選新たな市政のスタート

千曲市市長選挙
 現職を抑えて小川氏が初当選新たな市政のスタート
 任期満了に伴う千曲市長選挙は10月25日に投開票が行われ、新人の小川修一氏が初当選を果たした。小川陣営の会場では、テレビの開票速報で当選確実の第一報が流れると歓声が沸き起こり、小川氏が登壇して挨拶。「市民に分かりやすい形で情報を発信したい」仁恵欲を述べ、万歳三唱が行われた。

 「市民目線」での変革の訴え 今回の市長選では現職で3期目を目指す岡田昭雄氏に元市議で前県議の小川氏が挑んだ。
 大型商業施設の誘致の継続などを主張した岡田氏に対し、小川氏は情報の透明性を訴え、千曲市を変える」と有権者に呼びかけた。これまで草の根選挙運動を続けてきたが、今回は市内の女性団体などが支援。直前に3人目の候補予定者の辞退があり、その支援団体も小川氏の協力に回って、従来より多彩な層からの支持獲得に成功した。 投票率は前回(H28)を約2ポイント上回る50・05%。