坂城町 山村弘町長 初登庁&就任式
4度目の当選を決めた山村弘町長が5月8日、坂城町役場に町長選後初めて登庁した。庁舎玄関には多くの支援者が詰めかけ、町職員が出迎えて花束を贈呈した。 9時からは庁舎内講堂で就任式が執り行われた。あいさつに立った山村町長は初当選時、全ての職員にアンケートを実施して、原稿用紙一枚分の意見を書いてもらったことに触れ、そのなかから坂城駅のエレベーター設置やワイナリーの誕生など実現した事例を振り返った。さらに、まちづくりの新たな取組みとして進めてきた「チャレンジSAKAKI」については「チャレンジSAKAKI NEXT」を経て、新たに「チャレンジSAKAKI ウェルビーイング」を提唱すると語った。世界保健機関によるとウェルビーイングは「肉体的、精神的、社会的に良好な状態」と定義される。既存の指標GDP=国内総生産から、一人一人のウェルビーイングを測定したGDW=国内総充実の時代が来ると言われている。
また、山村町長は「高齢者、子供ともに優しい町を作りたい」と述べ、従来の福祉センターを統合的に包括する新複合施設の建設に意欲を示した。そのために「皆んなの叡智を集めていきたい」と力強く語った。
初登庁の様子(5月8日)