坂城町「第69回二十歳のつどい」 5年ぶりに坂城町文化センターで開催
8月15日、坂城町で「第69回二十歳のつどい」が開催された。コロナ禍による中止と改装工事のため5年ぶりの坂城町文化センターでの開催となった。今年の式典には対象者125人のうち101人が出席。出席者には記念の今治ポケットタオルが贈られた。また、例年終戦の日の開催ということで、式の冒頭には全員で戦没者への黙祷を捧げた。
来賓祝辞で山村弘町長は医師の日野原重明さんの言葉を引用し、「命とは皆さんの生きている時間。自分の時間をどのように使うかしっかり考えて欲しい」と語りかけた。また、坂城町とポーランドの交流について触れ、100年前の日本でのポーランド孤児救出の逸話について紹介した。
代わって式典の実行委員長を務めた榊原陽太さんが挨拶し、高校3年時の新型コロナ流行のさなかに感染し、所属していたバレーボール部が大会に出場できなかった経験を語った。榊原さんが責任を感じて辛かった時、恩師に相談したり、友人の支えで助けられたことを明かし「苦しくなった時はぜひ人を頼ってほしい。頼ることで心が軽くなる」と訴えた。
式典終了後は隣の体育館に移動し、全員で記念撮影を行なった。
記念写真撮影