坂城町で新紙幣発行記念給食を提供
坂城町は20年振りに紙幣が刷新されるのを記念し、小中学校の学校給食に新紙幣にちなんだ給食献立を7月3日に提供した。この日の献立は新紙幣に登場する3人の人物にゆかりのある料理で統一。1万円札の渋沢栄一は出身地・埼玉県のご当地グルメ「みそポテト」を。5000円札の津田梅子が、梅子の父親の津田仙が西洋野菜を普及させた第一人者であることから、ブロッコリーやキャベツなどを使った「津田仙サラダ」。1000円札の北里柴三郎は出身地・熊本県の郷土料理「つぼん汁」が提供された。さらに包装袋に3種類の新紙幣を印刷した「のり」もメニューに加えられた。児童たちはお互いに交換し合ってお気に入りのデザインののりを手に入れていた。
メニューを考案した給食センターの小椋理恵さんは「歴史上の人物とか郷土料理、新紙幣のことなど色々な角度からこどもたちに面白いと思い、興味を持ってもらえれば」と献立の狙いを話した。
新紙幣発行記念の献立