坂城町・千曲市の自然学習 水辺で千曲川の魅力再発見
親子が川辺の貴重な生態系を実体験
7月7日の「川の日」を前に千曲川河川敷で親子向けの自然学習イベントが開かれた。6月21日と22日の二日間、坂城町は今回で19回目となる「川の学校」 を開催。「坂城町青少年を育む町民会議」の会員が子どもたちに竹竿釣りを教えたり、川魚釣りの仕掛けを設置。翌朝に仕掛けを引き揚げるとナマズやスッポンがかかっていた。また、ボートで川の中州まで移動して上陸したり、石で水切り体験をした。その後、川魚料理の朝ご飯を参加者で食べた。
千曲市では萬葉の里スポーツエリア周辺で、6月22日に今年度の「自然体験学習会(水辺)」を開催した。今年の砂れき河原の生き物探しはAI図鑑のアプリのほかに千曲川河川事務所が作成したカードを使って川辺の植物や昆虫などの生きもの探しに挑戦。見つけた生きものの写真にシールを貼り、ビンゴゲームをする試みも行われた。坂城・千曲の両会場とも千曲川河川事務所の職員が千曲川に関する講演を行ったほか、川魚のつかみ取りも行われた。
さかきふれあい大学専門講座「川の学校」

(つけば小屋「魚とし」付近・坂城大橋下)
自然体験学習会(川辺)

(萬葉の里スポーツエリア周辺)