坂城高校 人命救助表彰

坂城高校 人命救助表彰

 今年4月に坂城高校の校内で発生した緊急事案で同校の生徒が救急救護に当たり、一時心肺停止となった傷病者の命を救った。7月22日、千曲坂城消防本部で生徒4人に感謝状が贈られた。部活動の時間に体育館内で生徒の1人が突然倒れ、異変を察知したほかの生徒がすぐに教師を呼び、教師がAED(自動体外式除細動器)を持ってくるように指示。養護教諭も駆けつけ、救急車の到着まで適切な処置を行った。搬送された生徒はその後無事に学校生活に復帰している。

 感謝状を受け取った4人は最初に教師を呼びに行った生徒とAEDを運んできた生徒たち。「AEDの置いてある場所は普段から知っていた」といい「初めての体験だったが、自然に体が動いた」「不安だったが助かって安心した」などと当時を振り返っていた。

感謝状贈呈式の様子

(千曲坂城消防本部)