堂の山 野鳥観察会 多彩な冬の野鳥たち
堂の山復活プロジェクトでは昨年5月に続き、1月14日に野鳥観察会を開催した。案内人を務めた高木眞さんによれば、冬は冬を越すためにやってきた渡り鳥も多く、木の葉も落ちているため野鳥観察に向いているという。今回は千曲市内のほか長野市松代や上田市から合計17名が参加。初心者の方を中心に冬の野鳥観察に親しんでもらう目的で行われた。
前日に降った雨も上がり、集まった一行は8時半から堂の山に登り案内人のアテンドで野鳥観察をスタート。電線に並ぶカワラヒワや枝にとまるシメを望遠鏡で見ると愛らしくカラフルな姿に歓声があがった。また、草原のイカルやカワラヒワの群れの飛翔を確認したほか、尾根筋では運よく5~6種の混群に出会うことが出来、参加者は冬の野鳥観察のだいご味を味わっていた。
今回はオオタカやトビなどの迫力ある猛禽類の飛翔には出会えなかったものの、前述の野鳥のほかにもエナガ、カケス、カシラダカ、カワウ、キジバト、コゲラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ホオジロ、ミソサザイ、ムクドリ、メジロ、モズなど合計23種類の野鳥を観察することができた。
堂の山復活プロジェクトでは今後も野鳥や野草の観察会などを開催する計画だ。
野鳥観察会の様子
(1月14日)