屋代高校附属中学校の地域学習 自作缶バッジをカプセルトイで販売
総合的な学習で千曲市の地域探求を続けている屋代高校附属中学校1年生・13期生街づくりグループは、今年度の取り組みで自らデザインした缶バッジとステッカーを制作した。「姨捨の棚田」や「森将軍塚古墳」「上山田温泉」などの図柄は自分たちが描いたイラストを使ったほか、信州千曲観光局から写真の提供を受けた。カプセルトイの筐体も地元の業者から借り「カプチク」と名付けて販売することとなった。1月はしなの鉄道屋代駅の構内に2台設置された。これらの交渉も全て生徒たち自身が行っている。
13期生街づくりグループでは「今回の活動を通して、多くの方に千曲市の美しい風景や自然、特産物について知ってもらい、私達の中学校がある千曲市の発展に少しでも貢献できれば」と期待を膨らます。屋代駅での設置は1月いっぱいで終了したが、引き続き2月からは上山田温泉の上山田ホテルに設置されることになっている。「地域の方々の温かさや、企画を丁寧に説明することの大切さを学ぶことができた」と語る生徒たち。今回の取り組みは大切な経験となったようだ。
屋代駅に設置された「カプチク」のカプセルトイ
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生徒たちが考案した「カプチク」(缶バッジ)全5種類+シークレット
1個200円(ステッカーは100円)
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