戸倉上山田中学校 トークフォークダンス
中学生が地域の大人たちと様々なテーマについて会話する「トークフォークダンス」が戸倉上山田中学校で行われた。フォークダンスといっても踊る訳ではなく、中学生と大人が交互に会話するという試み。戸上中では4年前に初めて行われたが、コロナ禍で中断していたため久々の開催となった。
中学校の体育館に集まった1年生全クラスの生徒と、応募してきた地域の大人たちは二重の輪になって椅子に座り向かい合う。そしてコーディネーター役から出題される「将来の夢は何だった?」「この地域の好きな点は?」といった質問に対し大人と中学生はそれぞれ1分間ずつ発言する決まりだ。
互いに話し終えるとフォークダンスのように生徒が一人ずつずれていき次の大人と会話を行い、80分間ほどかけて15問の質問に答えた。
参加した中学生からは「お題があるから話しやすかった。とても楽しかった」「地域の人と関わる機会は貴重。昔のことを知られてよかった」など反応は上々だったようだ。
この日は152人もの大人が中学生との会話に参加した(トークフォークダンスの開催は県内中学校で唯一)