戸倉上山田温泉旅館組合連合会 災害時の避難者受け入れの協定を締結

戸倉上山田温泉旅館組合連合会 災害時の避難者受け入れの協定を締結

 千曲市は戸倉上山田温泉旅館組合連合会と「災害時における避難者の受け入れに関する協定」を締結し、10月18日市役所で調印式を行った。

 4年前の令和元年東日本台風の際には戸倉上山田温泉の一部の旅館・ホテルが自主的に避難者の受け入れを行った。今回の協定は災害発生時に市が旅館組合連合会に避難場所の開設を要請できるようにするもの。組合に加入している旅館・ホテル21館が地域住民の受け入れを行う。受け入れの想定人数は1階が浸水した場合は最大978人、2階まで浸水した場合は496人までとしている。温泉旅館組合連合会の小平和正会長(写真左)は「情報を密に市と連携をしていきたい」と語った。

協定締結調印式(10月18日)