戸倉宿キティパークに児童らの提案が実現 戸倉小6年生が設置遊具の話し合い

戸倉宿キティパークに児童らの提案が実現 戸倉小6年生が設置遊具の話し合い

6月2日、戸倉小学校6年松組の児童らが戸倉宿キティパークに新たに設置される大型アスレチック遊具を選ぶ話し合いを行った。これは昨年度の「戸倉・更級ふるさと物語」で当時5年生だった松組の児童が地域活性化のアイデアで提案したものの一つ。すでに「顔出し写真パネル」の提案については今年4月、天狗像の横に設置が実現している。

 今回児童らからの提案内容に基づいて4件の遊具候補が提示された。松組ではそれぞれの候補について「自分が良いと思った提案への意見」「反対の意見」を発表。さらに1人30秒の「アピールタイム」を使って最後のプレゼンを行った。事前の話し合いで選定は多数決により決定することにしてあり、タブレット端末を用いて児童らは投票。その場で結果が発表され、多数のアスレチックが装備されている遊具の案が採用となった。担任の服部伸也先生は授業後「子どもたちが地域に大切にされていると感じられる大きな経験だった」と語った。

6年松組での話し合いの様子(6月2日)

遊具の設置は11月ごろで児童らも見学に行く予定