シリーズ 未来への提案
新市長への市民の声
新たな千曲市に向けて
選挙期間中、各地域で新市長に望む市民の声を拾った。その一部を紹介する。
[戸倉]
市内の開発州一部地域に偏っている。市長にはもっと地域全体を見て欲しい。特に観光の玄関口である戸倉駅前の再開発をお願いしたい。屋代駅に比べてあまりにも寂れてしまっている。
しなの鉄道戸倉駅では温泉街の観光業や地元企業とも関わりを持とうとしているが、市長にも積極的にそういう場に参加してもらいたい。
[羽尾]
川東地区の発展に比べ川西地区、中でも更級地域はいわゆる拠点施設や利便施設が無くなって寂しい。戸倉町の時代には「さらしなの里」構想があったようだが、今は何の計画もない。
さらしな発展の夢のあるビジョンを新たな感覚で打ち立て、確実に実現してばしい。
また行政改革の名の下に、更級コミュニティセンターは廃止すると聞いているが、もっと知恵を働かせて新たな策を考えてばしい。
[森・屋代]
あまり見込みがない事業にいつまでもお金をかけるのは止めてほしい。折りにふれ市民に対し、検討中の課題等の進捗状況を、情報公開・説明を積極的にすべきと思います。大型商業施設の誘致についても公開できないものもあるでしょうが、須坂市では既に具体的誘致が進められているようで、至近距離にある当市に進出する企業はないのでは?またいたずらな時間と費用の浪費につながらなければと危惧します。
[八幡]
現状では市長が何をしようとしているのか顔が見えない。大型閤業施設やスマートIC建設など、具体的な進展かおるのか市民に公開してもらいたい。新型コロナ対策でも、市長にはもっと発信力を発揮して市民に安心感を与えてほしい。
[雨宮]
今年の杏の被害は甚大だが、桃の「せん孔病害」も深刻である。対策を求めたい。
【取材/ちくま未来戦略研究機構・調査研究部】