一般社団法人ちくま未来戦略研究機構 代表 柴田文啓 巻頭言
あけましておめでとうございます。
「ちくま未来新聞」をご購読賜り心から御礼申し上げます。又、日頃なにかとご指導、ご協力いただいております方々に厚く御礼申し上げます。
私共「ちくま未来新聞」は、地域に密着した新聞を目指し、又、地域の皆様に愛されるローカル新聞を目指してこの五年間頑張ってまいりました。お陰様で今号で通算六〇号、六年目の新年を迎えることが出来ました。令和七年は「乙巳」の年に当たります。「巳」(み・へび)は、神の使いとして大切にされてきた動物で、この年は再生や変化を繰り返して発展していく年になるとされています。当新聞も飛躍の一年を目指したいと存じます。
令和二年二月の創刊号の御挨拶で私共は「日本の未来は元気ある地方の活動にかかっています」と提言させていただきました。
今後とも千曲・坂城両地域の輝かしい未来の実現に向けて、共に歩んでいく所存です。
皆様のご多幸を心より御祈念申し上げます。
臨済宗妙心寺派 恵日山開眼寺住職
令和七年 千曲市・坂城町の市長、町長と議会議長から新年のご挨拶をいただきました
千曲市長 坂城町長両議会議長より
(敬称略)
心躍る新しい千曲市を目指して 千曲市長 小川修一
あけましておめでとうございます。謹んで新春のお慶びを申し上げます。
昨年10月の選挙により、二期目の市政の舵取りを担わせていただくことになりました。
心躍る新しい千曲市の姿を体現するため、市の将来像「人をてらす 人をはぐくむ 人がつながる 月の都 ~文化伝承創造都市・千曲~」を念頭に、「まちづくりは人づくり」の原点に返り、「人」を中心に「誰一人取り残さない」千曲市を目指すとともに、これまで築き上げられた特色ある文化を次代に伝承し、多文化を認め合いながら共生する中で、お互いの文化をさらに磨き上げ、進化させ、そして新たな文化を創造する持続可能なまちづくりに、引き続き取り組んでまいります。
今後もすべては市民のために、情報収集、客観的分析、スピード感、創意工夫を大切にして、子育て・教育・福祉施策、産業振興、インフラ整備など市政運営に全力を傾注し、あらゆる世代が千曲市に魅力を感じ、千曲市を誇りに思えるまちづくりを推進します。
新年の挨拶 千曲市議会議長 金井文彦
新年あけましておめでとうございます。旧年中は市議会に対しまして深いご理解と温かいご支援ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
昨年7月の市議選において新人4名を含む20名の議員が選出され、千曲市議会は新たなスタートを切りました。今回の市議選の投票率が50%を下回ったことは、市議会の存在意義が問われている結果と重く受け止めるとともに、市を取り巻く状況が益々不透明を強めていることに対し、市議会として市民の声を積極的に聞く機会を設け、行政への政策提言を行う中で、経済対策や市民への生活支援、災害対策に全力で取り組む所存です。
また、昨年制定した「議会基本条例」に則り自由闊達な議論を尽くした上で、行政のアクセルとブレーキを踏み変えながら市民の福祉の向上・市政発展に寄与して参ります。まさに「議会力」を高め、開かれた議会・信頼される議会となるよう千曲市議会一丸となって努力を重ねて参りますので、本年もよろしくお願い申し上げます。
「輝く未来を奏でるまち」の達成に向けて 坂城町長 山村 弘
明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、健やかに新年を迎えられましたこととお慶び申し上げます。
昨年を振り返りますと、文化センターの耐震補強及び大規模改修工事を完了し、利便性の向上のほか、太陽光発電と蓄電設備により、中核避難所としての機能強化をいたしました。
国際的な場面では、坂城町とポーランド・ツェレスティヌフ郡及び双方の国際交流協会の4者によるフレンドシップ協定を締結し、相互発展と友好関係が様々な分野で更に深まることを願っております。
新複合施設につきましては、幅広い世代間の交流とつながりを創出する「少子高齢化対策」の拠点として整備を進めてまいります。
2050年ゼロカーボンに向けた取組としては、町内7カ所に電気自動車充電のインフラ整備や、さかきテクノセンターにおけるNearlyZEB化改修工事のほか、びんぐし湯さん館の太陽光発電設備によるCO2排出削減の取組を行っております。
本年も、「輝く未来を奏でるまち」の実現に向け、皆様とともに鋭意努力してまいります。皆様におかれましても、本年が良き年になりますようお祈りし、新年のごあいさつとさせていただきます。
新年のご挨拶 坂城町議会議長 滝沢幸映
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
坂城町議会においては「議会基本条例」制定について、専門家講師の研修、更に千曲市議会では制定までの経緯を学ばせて頂きました。改めて千曲市議会金井議長様始め各議員の皆様に感謝を申しあげます。
また、「タブレット端末」導入に向けましては、長和町議会での活用状況の視察を行い、その後11月の町議会議員全員協議会において両案件の承認を受けたことにより今後スケジュール等具体的に取り組んで参ります。10月には、これまでの懸案でありました坂城町とポーランド・ツェレスティヌフ郡及び両国際交流協会の4者による「フレンドシップ協定に関する合意書」の調印式が、ポーランドの日本大使館で執り行われました。町議会からは中嶋登副議長が山村町長ほか、関係役員とともに訪問いたしました。今回の協定合意については、千曲市出身でワルシャワ日本語学校教頭の坂本龍太郎様による橋渡し役としてのご努力が実を結んだもので、これまでのご功績とご尽力に御礼申しあげます。
結びに、ちくま未来新聞様の益々のご繁栄と、ご隆盛、千曲市民、坂城町民皆様のご健勝とご多幸を祈念し、新春のご挨拶といたします。
(長野県議会議員のメッセージは第2面に掲載されています)
新年のスタートにあたり長野県議会議員(千曲市・埴科郡選挙区)のお二人からも今年の目標や抱負などをお聞きしております。(敬称略)
笑顔で暮らせる地域の実現を 長野県議会議員 荒井武志
皆様には、つつがなく巳年の新春を迎えられたこととお喜び申し上げます。
4年もの長きにわたり地域経済社会活動に大きな停滞をもたらした新型コロナウイルス感染症は影を潜めつつありますが、長びく円安やエネルギー価格をはじめとする諸物価の高止まりが、日々の暮らしや産業活動をより厳しいものにしています。
新たな年のはじめにあたり、物価高への着実な対応、少子・人口減少対策の推進、産業の振興、健康増進対策、災害緊急時や観光誘客につながる道路網・河川の整備、屋代南高校の存続を含む高等教育の充実などへの取組が重要であると改めて認識するところです。
長野県におきましては、この1月17日に臨時県議会を開催し、総合経済対策補正予算を審議する予定です。
これらへの積極的で着実な取組によって、様々な産業が活況を呈し、市民皆様が、日々喜びを体感しながら、笑顔でいきいき暮らしていけますよう全力で取り組んでまいります。
皆様のご活躍・ご多幸を心から祈念し、新たな年のごあいさつといたします。
新春のご挨拶 長野県議会議員 竹内正美
明けましておめでとうございます。旧年中は多くの皆様に温かいご支援を賜り、心より感謝申し上げます。
昨年は、地域の未来を見据えたさまざまな取り組みを進める中で、皆様のお声を直接伺う機会に恵まれました。今年も引き続き、地域の課題に真摯に向き合い、誰もが暮らしやすいまちづくりを目指して全力を尽くしてまいります。
特に、本年は人口減少や防災対策、産業振興といった重要課題に重点を置き、県民の皆様の安心と希望を支える政策に取り組んでまいります。また、皆様との対話を大切にし、より多くの意見を県政に反映させていきたいと考えております。
本年もどうぞご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。