昆虫採集と標本作り 一重山みらい会議

昆虫採集と標本作り 一重山みらい会議

7月31日、親子を対象とした「夏休み昆虫採集教室」を初めて開催した。朝9時に一重山不動尊下に集合。山頂まで歩いて昆虫を採取するというスケジュールだ。この日の参加者は小学生、中学生合わせて32名で、屋代中学校の町田先生が一重山みらい会議のメンバーとともに引率した。

 コースの途中ではあらかじめ仕掛けておいた採集用のわなを確認した。あいにく今回大きな虫はわなにかかっていなかったが、参加者はバッタやチョウ、トンボのほか、カミキリムシなどの甲虫を採集。中学生のグループはオスのミヤマクワガタも捕まえることが出来た。

 下山して11時から希望者は公民館分館(後楽館)で標本づくりに挑戦。小学生、中学生合計9人が参加した。一重山みらい会議の青木会長が標本づくりを実演・指導。捕獲したチョウなどの昆虫はシャーレに水を浸して保管することなどを説明した。段ボールで台紙作りに着手。その後、捕獲した昆虫に注射器でホルマリンを注射。台紙に固定してピンセットと待ち針を使って6本の足や触角を整えていく様子に子どもたちは見入っていた。2時間ほどの作業で標本が完成。その後は一か月ほど乾燥させておくように指導された。

夏休み昆虫採集教室(7月31日)