特別寄稿 第三次 千曲市総合計画 特別委員会での取り組み
現在策定が進められている第三次千曲市総合計画について、千曲市議会の特別委員会より取り組み状況に関する寄稿を頂きました。
第三次千曲市総合計画の策定が進められることになったのを受け、千曲市議会では令和3年3月に総合計画及び創生戦略に関する特別委員会を設置しました。
この計画は、将来の千曲市の方向性を示す最上位計画であり、公募や推選で選ばれた市民を中心に組織された総合計画審議会と、市の職員を中心とした策定委員会で計画案をまとめ、パブリックコメントなどを経て最終的には議会の議決で決定されるものであるため、議会としても積極的に関わる必要があります。
特別委員会ではこの間、財政やまちづくりなどの専門家によるオンライン研修を3回開催し、市の将来に向けた識見を深めてきました。
また、市長部局で行った第二次千曲市総合計画の検証結果などを精査する中で、令和3年8月には第三次総合計画で特に重点的に計画に盛り込んでほしい6項目を議会からの第一次提言としてとりまとめ、市長へ提出しました。
具体的には災害に強いまちづくりや感染症対策と支援の継続、日本遺産の積極活用などで、その後に示された計画の素案へ反映されているかチェックをしてきました。
12月には総合計画審議会から市長へ計画案の中間答申がされ、今後、計画案のパブリックコメントやまちづくり懇談会が実施されます。
特別委員会においても計画案の中で特に注力すべき項目について検討し、追加提言の提出を考えており、最終的には3月議会の本会議に計画が議案として提出されるので、議会で議決することとなります。
千曲市議会
総合計画及び創生戦略に関する特別委員会
委員長 中村眞一
副委員長 飯島 孝
特別委員会の構成 議長を除く全議員19名。