県中学総体陸上競技 千曲・坂城の中学生活躍 埴生中・小林君が男子400m優勝

県中学総体陸上競技 千曲・坂城の中学生活躍 埴生中・小林君が男子400m優勝

 県中学総体の陸上競技が7月5日、6日に長野市営陸上競技場で行われ、県内各地の予選を上位で勝ち抜いた中学生が熱戦を繰り広げた。千曲市・坂城町からは千曲坂城クラブと坂城JACが出場した。

 女子2・3年走幅跳で、坂城JAC(坂城中)の宮下慈生さん(2年)が5m38で2位、北原琴羽さん(2年)が5m22で5位。女子共通4×100mリレーで、坂城JAC(坂城中)の宮下慈生さん(2年)、北原琴羽さん(2年)、宮下季紗さん(3年)、吉和七海さん(2年)が50秒02で3位になった。男子共通400mで、千曲坂城クラブ(埴生中)の小林悠くん(3年)が50秒56で優勝、全国大会の参加標準記録も突破した。

 全国大会に出場する小林くんは「全中では自分の目指す走りをして、県記録を更新したい」と前を向いた。一方、上位2チームが全国行きの女子リレーで、わずかに届かなかった坂城中の4人は涙の表彰式になった。宮下慈生さんは「3年生がいるこのチームで全国に行きたかった。来年先輩の分まで頑張って必ず全国に行く」と話し、涙をタオルで拭いながら4人は競技場を後にした。

(写真上)北原琴羽さん(右)宮下慈生さん(左)

(写真下)小林悠くん(左から2人目)